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鎮魂の旧大日本帝國陸海軍・番外編V



旧軍の遺構や資料館など・・・関東編

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(首都圏を中心とした関東に
        点在する旧軍の遺構や資料館を巡る)






先の大戦が敗戦という不幸な結果で終わってから
64年が経過しました。敗戦国という現実は誠に厳
しく良い事も悪い事も当然あっただろうが、反日マ
スゴミと反日日教組が支配するこの国では全ての
諸悪の根源とされ忌み嫌われるのが旧軍の残渣
や遺構、余波的また末裔的な存在の全てです。
各地に残る遺構の中には、その謂れや歴史すらが
意識的に隠蔽され消え去ってしまった物も多く…そ
の遺構を訪れて驚く事も多々あり…改めてこの国
の特殊な事情の虚しさややりきれなさを痛感します
が、戦後半世紀以上が経過し堅牢であった遺構も
崩壊が始まったり地域の事情や変化で取り壊しが
進み姿を消すものも多くなり改めて歩ける範囲で
再訪し記録を残すべきと感じました。時間の許せる
範囲で巡る事が出来た最近の遺構を紹介したいと
思います。







旧 歩兵第十四師団 将校集会所跡
旧 歩兵第五十九聯隊 正門と歩哨所

(陸自 宇都宮駐屯地防衛資料館)








防衛資料館は、郷土部隊の歴史を後世に永くとどめるとともに
自衛官の修養研さんと県民等に対する防衛について理解を容易
にするため、協力諸団体並びに県内協力者により昭和六一年四
月二七日に開館しました。尚、内部の写真撮影は禁止されていま
すので、内部の紹介はパンフレットからとなります。




防衛資料館の前庭には御当地の歩兵第五十九聯隊の営門や
歩哨所や各種記念碑、自衛隊の各種大型戦闘車輛にヘリ、火
砲が展示されています。






大山元帥の遺品はとても充実しています。元帥陸軍大将の
正衣袴(大礼服)一式は初めて目にしました。




























































アッツ観音 保寿院




山梨県都留市にある曹洞宗のアッツ観音 保寿院です。
このお寺はアッツ島守備隊の指揮官として2650名の将
兵と共に玉砕した山崎 保代 陸軍大佐(戦死後、二階級
特進して陸軍中将)が保寿院住職の山崎玄洞次男として
生まれ育った生家です。アッツ観音は昭和29年に父親で
ある住職の山崎玄洞により生家の保寿院境内に建立され
たものです。尚、平成6年には石碑も建立されました。
アッツ島の玉砕戦ではサイパンやグアムなど見られた
敵上陸部隊を水際の海岸線で持てる全ての火力で叩
き迎え撃ち、敵上陸が終わった後は地形を利用した洞
窟陣地がの攻撃を繰り返し…最後は短期間で玉の様に
散るのが一般的な戦いでしたが…山崎大佐はぺリリュ
ー島の中川大佐と同様に敵を懐に取り入れて構築した
陣地から米軍を迎え撃ち4倍以上の1万2千名の兵力と
海上からの圧倒的な艦砲射撃や艦載機による空爆に
耐えて17日も間激しく戦い…その最期は昭和18年5月
29日に残兵合わせて約150名の将兵の最先頭で指揮
官陣頭の典型例を見るように降伏勧告を無視し米軍陣
地に突撃し見事な最期を遂げ…僅かな生存者20数名
を残し守備隊全員が玉砕されました。米軍の被害は戦
死600名、負傷約1200名に及んだ。後に米軍戦史には
壮烈な最期をこう記された。…”突撃の壮烈さに唖然と
し戦慄して為す術が無かった”と記載せしめた戦いぶり
を指揮した山崎大佐は名将と謂えると思います。




富士山を背にして遥か北辺のアッツ島に向かい立つ観音像。
その足元のアッツ島の形を模しています。
平成6年に建立された観音像の傍らの
山崎大佐の遺書の碑の前面には以下
の碑文が刻まれています。


 部隊の長として遠く不毛に入り
 骨を北海の戦野に埋む
 眞の本懐に存じ候えや

 護國の神霊として悠久の大義に
 生く 快える哉

              山崎大佐

石碑の裏の碑文は

 山崎保代は当山十七世玄洞和尚の次男として
 明治二十四年十月十七日生を享く長じて陸軍
 に身を捧し大東亜戦争北方の要衝アッツ島守備
 部隊の長として出陣その折上野甲子氏に碑面
 の遺書を託した昭和十八年五月二十九日二千
 六百三十八勇士と共に北海の孤島に於いて世
 界平和と祖国の安泰を祈念しつつ玉砕した
 その功により陸軍中将に任ぜられる

      平成六年仲秋  
            当山二十世洞岳明三敬建

アッツ観音は北東の遥か3300q余り先のアッツ島の方向
に向い立ち…英霊達を今も毎日慰霊しています。









境内の墓地の横には富士急行の線路となっており
下のような列車が行き来しています。



札幌護国神社にあるアッツ島玉砕雄魂之碑です。下の
バナーをクリックすると…この碑の収載した当サイトの
遺構のページが開きます。
                ↓











工事中です…m(_ _)m





























オマケ画像…山梨県立リニア見学センター




山梨県都留市のリニア見学センターです。リニアの走行を見に行きました。
一瞬で通り過ぎるのでスマホで動画で追うと静止画像は頑張っても1・2枚
が限界でした。












リニア体験が出来る二人乗りの可愛いリニアです。
薄っすらと浮遊している感覚が判り面白いのですが
スピードが遅すぎでした。


平日だというのにかなり盛況で…多くの人がリニアの
走行実験を見ていました。主に中高年特にリタイアさ
れたご夫婦が多い感じでした。次から次へと観光バス
が来るので驚きました。
動画を撮りながらi-phoneで連写した四枚です。あっという間に
目の前を通り過ぎていきました。10年後に中央新幹線として東京
と名古屋を結び世界最速の581q/hで僅か40分で到着させる予
定です。まさに夢の新幹線ですね。







オマケ画像2…東京都庁展望室(北)




都庁には必ず年に一度行きます。今年も更新書類に使用した
品目の種類・数量を記した書類を収めに行きました。いつもは
すぐに仕事に戻る所ですが、時間が空いたので20年ぶりに展
望室に上がってみました。生憎の雨模様で富士山どころかサ
ンシャイン60も見えない空模様でした。南側のパラボラアンテ
ナが見えます。
展望室には南も北も売店にレストランなどがあります。右上に
見えているのは新宿パークタワー。その先にはオペラシティタ
ワー(54階)が聳え立っています。小さな手前のビルがNTT
東日本でしょう。


眼下に新宿中央公園、奥は中野方面になります。右上の端には
東京医大病院が一部とヒルトン東京とその手前は手前は小田急
第一生命ビルとハイアットリ−ジェンシ―東京。その左横に新宿オ
ークシティ…また通りを隔てて西新宿三井ビルに西新宿パークサ
イドタワー、左側手前は大きいいのがベルサール新宿セントラル
パークで小さい方が新宿グリーンタワービルでしょう。因みに左上
の画像の中央付近の白いビルがステージファースト西新宿です。
まあいつの間にやら新宿副都心は高層ビルだらけになってしまい
ました。







メチャメチャキュートだったので買ってしまったQPシリーズです。


こちらもお土産によく買われる予科練像の模型です。