旧軍関連・戦前資料収載品
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Imperial Japanese Navy
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海軍の軍服・その他 |
旧 嵐山博物館に展示されていた
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刺繍ではなく織りによる部隊章ですが、長年 展示によりライトに当たっていた為か、惜しい 事に色がヤケて変色しています。 |
記憶が正しければ確か旧 嵐山博物館の収蔵品 だったものと思います。 |
海軍第十六突撃隊(16嵐部隊)は、昭和20年3月に伊豆・下田に 配備された部隊でしたが…海龍を含め実戦に投入される事無く 敗戦を迎えました。海龍部隊が第十六突撃隊に配属されたのは 同年6月の敗戦間際との事でした。 |
別に出た第十六突撃隊(海龍)の部隊章(胸章)二点 |
海軍 航空科大尉の一種軍衣 |
旧型の航空科識別線のある大尉襟章は 初付です。所々、虫食いは、あるものの 総じて美品です。 |
主計、機関科は良くありますが航空科は、余り 出てこないのでレアだと思います。 |
所持者のネーム刺繍にテーラータグ があります。呉の店のようです。 |
海軍 九二式高聲電話機(雑音防止型甲) |
珍しい海軍の艦船用の電話機です。特に艦船に限らす陸上 施設でも使われておりました。ぺリリュー島の海軍病院が今 博物館となっておりますが、その内部にも設置されており、 当サイトの 嗚呼、鎮魂のぺリリュー島 & パラオの沈船 T |
…でも掲載しています(上を↑クリックでジャンプします)。 その施設で使われている品も”隔壁型片耳乙改一”となっ ていますが同じ九二式高聲電話機であるのが判ります。本 品は、下に掲載した内部の説明板から判るように”隔壁型 両耳甲及雑音防止型甲”という同じ九二式のバリーエーショ ンでも機能の高い上位機種のようです。 |
NEC製の艦内電話器です。艦が揺れても受話器が 外れないように本体のフックにワンタッチで固定でき るようになっおります。片耳用の受話器も健全です。 惜しい事にコードが劣化で被覆していた材質の物が かなり剥がれてきています。送受器の握り部分の 革巻も健在。当時の艦内写真など見ると壁に取り付 けてありますが、大半が艦と共に運命を共にしており ますので現物を見る機会は、殆ど無くとても希少なも のと思われます。 |
軍用品ですから機能的にも性能的にも高い レベルを求められますが今、見て触れても 違和感の無い艦船用の防水電話機だと思い ます。外見の割りに重量がさほどでも無いの が意外でした。 |
艦内色で塗られていますがほ殆ど色が落ちずに 残っています。 |
ランプにヒビが見られますが電話に着信が あるとランプが点灯するか点滅して騒音下 でも判るようになっているようです。非常に 合理的に出来ています。画面上右の銘板の 横に”〜ニ通ス”と接続先を記入できるよう になっています。銘板は、昭和12年12月の NEC製造、海軍の錨マークに豊川海軍工廠 とシリアルNo.が刻印がされています。 |
画面上左のあるように送受器の握りの部分の 皮巻も生きて残っています。別ページに紹介し たぺリリュー島の九二式は、この皮巻が欠にな っておりました。上の画像の右の方は、単独の 片耳用の受話器です。 |
各所にNECのマークがあります。 |
内部を開けると劣化が見られますが防水の為の ゴムパッキンがなされているのが判ります。艦内 部だけでなく甲板、艦橋など海水の被る可能性 のある場所でも使用できるように水密となってい るのが良く判ります。 |
内部の説明板を見て判るようにもう一つ副受話器 を増設出来たようです。約70年前の物と考えると 高い技術レベルであった事がよく判ります。 |
底面にもNECのマークや刻印があります。 |
海軍 将校勤務録(未使用品) |
未使用品で記載等ありませんが保存状態が悪かった のと経年劣化により表紙背表紙等に痛みがあります。 |
将校勤務録です!…少壮の海軍兵科将校がその記載を課されていたもので 厚表紙の立派な装丁となっております。因みに序の教例第1項には「勤務録 ハ各人ノ遭遇シタル実況、見聞シタル事項、研究シ得タル意見等ヲ記載スベキ モノニシテ実務ノ熟練ヲ図リ或ハ責務ヲ遂行セントスルニ必要欠クベカラザル 参考材料ナルコトヲ銘記シ之ガ記載ニ努ムベシ」とあります。目を閉じると艦隊 や部隊などのガンルームや士官室などで「コレガ記載ニ努メル」凛々しい青年 将校の姿が浮かぶようです。 |
海軍陸戦隊の士官用 陸戦靴(未使用) |
珍しい未使用の11文の士官用です。バックスキン のタイプです。惜しい事に靴紐は、当時のものでな く新しい物を代用しています。表面にカビがあります が総じてキレイです。 |
11文、26cm相当です。 |
海軍 兵用のナイフ、末期の品二点 |
末期の頃の物で余り良いものでありません。 |
最末期、舞志飛の航空兵の
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リュックの方は、最末期の粗末な物ですが復員後も 相当に使いこんだようで綻びは、縫われ穴は塞がれ 良く使いこまれています。 |
飛行服なら大きなポケットかカポックに 仕舞える大きさです。アルミ製のようで す。防弾には、使えないので海上など 不時着時に合図の反射板の役目しか 無いものと思われます。 |
所持者だった方の名前とプリントのスタンプ があります。第二衣糧廠です。 |
濃緑色のリュックと違い海軍航空隊や陸戦隊で 支給されたカーキ色のリュックです。ソロ |
海軍潜水学校の柔道着 |
海軍兵学校生徒(66期)の剣道着 |
剣道着は兵学校66期生徒の軍帽や 生徒一種、二種などとともに入ってい た物で、すそに姓名の記入があります。 |
66期の山田 泰雄 生徒は、 府立五中の出身です。 |
海軍機関学校生徒(44期)の洗濯袋と官給風呂敷 |
こちらの海機44期の方は、潜水艦の 機関長で戦死しておられるようです。 |
上が官給の洗濯袋で下が 官給の風呂敷です。 |
海軍士官・士官候補生(71期)の作業着 |
この作業着は、71期の候補生が練習航空隊 飛行学生時代に使用していたものです。 |
内部に日高候補生と記名があります。71期ですので 湘南中学出身の日高 節夫 候補生と思われます。 |
普通防寒被服の毛織襦袢(未使用美品) |
襟元釦とめのかぶり型の紺色毛糸メリヤス織 のセーターです。毛織襦袢と言われています。 毛糸機械編のアンダーシャツです。 |
ボロボロの物は、時々、出ますが未使用の これだけの美品は、珍しいものと思います。 |
海軍 軍楽隊の常松 兵曹長の所持品 |
珍しい軍楽の兵曹長一種軍衣 |
同一人物の所持していた三種軍衣です。 |
第一釦だけが違う釦に変えられています。 内部に”楽 准 常松”と記名布に記載あ ります。 |
常松兵曹長の軍衣と共に出てきた海軍 軍楽隊のチューバです。恐らく常松兵曹 長が使用していたものと思います。 |
チューバには、海軍のマークがしっかりと 刻印されております。 |
海軍のマークの刻印の下にArtistical Fabrication NIPPONBAND INSTRUMENTS COMPANY,LTD. TOKYO JAPAN の文字が刻印されています。 |
海軍 軍楽隊のオーボエ |
楽器には縁が無く…こんな形に物はクラリネットだと 思っていましたが、BBSよりオーボエであると御指摘 をいただきました。 |
製造元の日本管楽器株式会社の名前と皇紀の年号なの かシリアルNo.なのか不明ですが”2603”とあります。その 社名の上に海軍を示すマークが見て取れます。尚、その上 のチューバもそうですが…この日管(ニッカン)は戦前から 日本楽器製造株式会社(現・ヤマハ)の援助を受けており ましたが…戦後、日管は現在のヤマハ埼玉工場となったよ うです。 |
戦前資料 : 林務官短剣(判任官用)を二点 |
帝室林野局林務官または農林省の林務官短剣(判任官)です。 帝室林野局は戦後に農林省林野局に移管しましたがこれ等の 林務官(判任官)佩用していた短剣で制服を来て逮捕特権を持 ちました。現在でも所謂、営林署…今は森林管理署と謂います。 これら森林管理センターの職員など特別司法警察職員としての 指定を受けた職員が、通常業務の傍ら犯罪捜査に携わっていま す。絶対数が全国で森林管理局署勤務の農林水産事務官及農 林水産技官」の中で特に指名された者としては人数が少なく二千 名強と謂います。 |
現在ですら二千名〜二千数百名しか居りません。戦前は もっと少ない人数であったと予想されます。数ある文官官 吏の短剣の中でも珍しい物の一つだと思います。 |
残念ながらオリジナルの剣吊り一環式で下の画像のものですが 戦後に換えたのか判りませんが交換されて二環式になっていま す。違和感はあまりありませんが、オリジナルの方が素敵な感じ がするのは私だけでしょうか。 |
農商務省または帝室林野局の官吏である林務官。御料林、国有林の 経営に関する業務に従事する官吏です。帝室林野局は、明治から昭 和戦前期にかけて存在していた宮内省の外局です。宮内大臣の管轄 下、皇室財産である御料林の管理経営を行いました。明治18年発足 の御料局を前身とします。明治41年に帝室林野管理局として設置され 大正13年に改称されました。敗戦後の昭和22年に帝室林野管理局は 廃止されました。 |
下の写真がオリジナルの外装の林務官短剣 |
以下は別に入手した輪務官短剣(判任官)です。 |
鞘も全てオリジナルのままの短剣です。刀身は模造刀。 全長約39cm、布の刀袋と皮のグルメットと一緒に保管さ れたままだったとの事です。鞘には痛み、金具に青錆な どが随所に見られます。 |
〜三菱重工製造のミニチュア模型〜
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三菱内燃製造(現在の三菱重工業)が大正10年に試作機を 完成させた我国初の国産艦上戦闘機です。 |
< 性 能 > 型式: 単発・複葉 乗員: パイロット 1 名 全長: 6.90 m 全幅: 8.50 m 全高: 3.132m 自重: 940 kg 全備重量: 1280 kg 動力: ヒ式三〇〇馬力発動機 水冷V型8気筒 公称出力300 hp×1 最大速度: 215 km/h 航続時間: 2.5h 武装: 機関銃 7.7mm機銃×2 |
昭和3年12月まで行われ、一号・二号合わせて128機生産された。 昭和5年頃まで第一線機として使用された。 |
軍艦 翔鶴 進水記念のガラスの文鎮です! |
裏面には、横須賀海軍工廠の記載が読めます。 |
サイズ;18cm×4cm×4,5cm(高さ) |
残念な事に四隅のうち2箇所にカケがあります。 |
幻の従軍徽章となった大東亜戦争従軍記章 を記念にした盾です。マニア向けに作成したも のなのか…不明です。 |
昭和19年6月21日勅令417号せ 大東亜戦争記念の 記章トシテ特ニ従軍記章ヲも設ク として図式が決定し ていた物であるが最後の従軍徽章は、授与される事無 く幻のまま敗戦を迎えました。 ある |
良くある戦後に作られた物です。制定は されたものの授与される前に敗戦になっ ていますので、出回っておるものは、戦 後の物です。 |
尋常小学校に寄贈され図書になっていた 佐久間大尉の遺書を写真で写して作った 本です。…今の世の中だからこそ小・中 学校の図書室に置き子供達に読ませるべ きだと思います。下らんアニメやゲームを するより余程、ためになると思います。 |
なんとも可愛い自衛隊限定販売の 大日本帝國陸海軍 同期の桜 シリ ーズのキューピーです! |