-


鎮魂の旧大日本帝國陸海軍・番外編W



大日本帝國・帝都宮城周囲

宮城周囲の皇室御用地
 迎賓館(旧赤坂離宮)
(国 宝)






迎賓館は、かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった広大な
敷地の一部を明治42年に東宮御所(後に赤坂離宮)として建
設したものです。当時、日本の一流建築家や美術工芸家が総
力を挙げて建設した日本における唯一のネオ・バロック様式の
洋風建築物です。戦後、我国が国際社会へ復帰し、国際関係
が緊密化してゆくなかで外国の賓客を迎えることが多くなった
為、「旧赤坂離宮」を改修して迎賓館とすることになりました。
この改修の際に、東側の森の中に和風別館が新築されたそう
です。 こうして昭和43年12月から5年余の歳月をかけて昭和
49年3月に国の迎賓施設として全ての改修を終えて以来、世界
各国の国王、大統領首相など多くの国賓・公賓がこの迎賓館に
宿泊し政財学界要人との会談やレセプション、天皇皇后両陛下
によるご訪問など華々しい外交活動の舞台となってきました。
また、過去3回の先進国首脳会議や日本・東南アジア諸国連合
特別首脳会議(平成15年)などの重要な国際会議の会場として
も使用されています。迎賓館赤坂離宮は、周囲を深い緑につつ
まれ、約117,000平米(約35,500坪)の敷地の中に華麗なたた
ずまいを見せています。






〜かつての東宮御所で
          後の赤坂離宮〜
       
    
 迎賓館赤坂離宮
        (国 宝)











上の画像は衛星写真の物です。上側が迎賓館正門
左が西門、その横に学習院初等科があります。

東門です。もともとは紀州藩徳川家中屋敷の建物の一部でした
が、明治末期に移築改修され、現在は迎賓館の東門として使わ
れています。
明治44年の東宮御所



迎賓館の敷地の地下を走る首都高が上から見る事が
できます。丁度、信濃町辺り…神宮外苑近くを走る時
に幾つか地上が見える事がありますが、その一つが
上の画像です。上の右は渋滞で完全に車列が停止し
ています(首都高4号線)。
上は衛星写真で西門附近をクローズアップした
ものです。真ん中に橋があり左右に開いた穴か
ら首都高4号線の車線や中央分離帯や走る車が
見てとれます。その左横の道路は東京都道414
号線の四谷角筈線(通称:安鎮坂or権田原坂)
である。
迎賓館赤坂離宮では、国民の高い関心に応え…昭和50年から
毎年接遇に支障のない時期(主に夏期)を選び、館内を一般に
公開する参観が行われています。
内部の撮影は禁止されています。しかし門をくぐると
別世界でベルサイユ宮殿に来たかのような印象です。
都心の猛暑の中でも吹く風は涼しく特に木陰では
驚くほど涼めます。
明治に日本建築技術の粋を集めて建造した西洋式
宮殿ですが…見事なものです。関東大震災の被害も
受けず生き残った見事な建物です。
流石は東宮御所だけあって雅です。別世界です。世界に
冠たる大日本帝國の天皇家が現人神と謂われた時代の
威光の一端を垣間見る事が出来ます。

菊の御紋章がここが皇室の御用地で
元は東宮御所で後に赤坂離宮であっ
た事を思い出させます。



35℃を超える猛暑の中…一般ピープル達はここぞと写メを撮り
まくっておりました。全般的に中高年者が大半を占めるので熱中
症の心配を思わずしてしまいました(苦笑)。




迎賓館赤坂離宮は、ネオバロック様式の壮麗な洋風建築で
緑青の屋根、花崗岩の外壁、各種の装飾類などが調和のと
れた美しさをかもし出しています。
我々の庶民感覚では広大な敷地を思いますが…この迎賓館
の占める土地は、その昔の紀伊徳川家の江戸中屋敷の敷地
の一部だったに過ぎないというので驚きます。大大名家では、
この他に上屋敷と下屋敷があります。因みに55万石の紀伊家
の中屋敷の敷地は
130,000坪あり、主に隠居した藩主、先代
の未亡人、当主の子女の住居でありました。また上屋敷は、政
治・経済・外交活動の本拠地となり、下屋敷は別荘や火災時
の避難場所よいうような使われ方をしました。
 







建築された明治42年より…102年の歳月が過ぎています。
明治・大正・昭和・平成と近代日本を生き抜き見てきた生き
証人のような建物です。





迎賓館の庭はずれに唯一、和風の燈篭がありました。
さびしげにあるので何となく撮影しましたが…紀伊徳川
家時代からあるものでしょうか??
迎賓館の周りには、ホテルニューオータニや山王パークタワー
赤坂ツインタワー、TBSや赤坂Bizタワーなどの赤坂サカスや
アカプリなどが良く見えます。





この噴水の向こうの木々の林の向こうは元赤坂2丁目
の赤坂御用地です。東宮御所をはじめ多くの皇族の皆
様のお屋敷があります。
上の衛星写真のAのマークの右横の建物が東宮御所
です。またその周囲が赤坂御用地です。ここは紀伊徳
川家の江戸上屋敷のあった場所です。









上のバーナーをクリックすると政府インターネットテレビ
の”迎賓館赤坂離宮本館”の説明を見る事が出来ます。


中央階段ホール
左上は羽衣の間、右上は朝日の間です。
左上が花鳥の間、右上が彩鸞の間です。
左上は花鳥の間の七宝焼・矮鶏、真ん中は一階北側廊下のローマンモザイク
右上は同じく花鳥の間の壁面に飾られた30枚の七宝焼で尉鶲に牡丹です。




















メチャメチャキュートだったので買ってしまったQPシリーズです。


こちらもお土産によく買われる予科練像の模型です。